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ナローバンドUVBについて

311±2nmの中波長紫外線を照射する装置で、
①ランゲルハンス細胞の抑制・種々のサイトカインや接着分子への作用、
②角化細胞増殖・血管新生の抑制、
③T細胞のアポトーシス誘導などにより、種々の皮膚疾患に効果があります。

 

 


<保健適応疾患>
・尋常性乾癬、類乾癬
・アトピー性皮膚炎
・掌蹠膿疱症
・尋常性白斑
・菌状息肉症
・慢性苔癬状粃糠疹
その他、痒疹や皮膚掻痒症などに有効と報告されています。

<治療方法(全身の場合)> 非常に簡単です。
1. 服を脱ぐ(照射部位を出す)
2. 紫外線防護メガネをかける
3. 照射:前面(数十秒~数分)
4. 照射:後面(数十秒~数分)
5. 終了
1回の照射時間や範囲、照射頻度は疾患や効果により様々です。
疾患部位にのみ照射する場合もあります。

<副作用>
ナローバンドUVBは、紫外線による紅斑(日焼け)を起こしにくくかつDNA障害を起こしにくい紫外線ですが、紅斑・水疱・疼痛・色素沈着などが挙げられます。長期間の継続で、黒子(ほくろ)が生じることがあります。
皮膚癌については、発症リスクが高くなるとする報告や高くならないとする報告の両者があります。当院では「発癌のリスクは極めて低いがゼロではない」との考えのもと、照射量・照射回数に十分注意して治療します。

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